ポケモンSV, S2記録【ゼクロム型カイリュー】
結果は振わず4桁でしたがこのルールの記録用に雑記を残そうと思います。
個体詳細
サザンドラ:臆病B4C252S252
サーフゴー:臆病B4C252S252
カイリュー:意地H196A52B4D4S252
ロトム(炎):図太いH252B252D4
ドドゲザン:意地H252A84S172
ガブリアス:陽気A252B4S252
経緯
カイリュー対策が電磁波とステロに依存した構築が多いと感じたため両方を対策できるカイリューを考えた。ブーツ持ちかつ電気or地面テラスがこれを満たすが、電気玉投げつけるやセグレイブ、ミトムに弱くならない点を評価して電気テラスにした。技構成は積み技の「りゅうのまい」、環境に多いドラゴンへのタイプ一致打点として「ドラゴンクロー」、ドドゲザンやサザンに打てる&ステロの入ったノマテラカイリューを高乱数で落とせる「けたぐり」、テラス択を避けやすく、逆に相手の飛行テラスに抜群を取れる電気タイプの「テラバースト」とした。
出来上がった似非ゼクロムをサポートする駒として葉桜杯で活躍していたHBヒトムと前期結果を残したステロ撒き&フェアリー高速高火力を両立した妖テラオボンガブを採用。残りは搦手にも強く強力なスイーパー性能があるスカーフサーフゴー、受け崩し性能が高い残飯挑発サザン、初手に来るクエスパトラやセグレイブを出オチさせる襷ドドゲザンを採用した。
雑感
このゼクロム型カイリューは使いやすく高い全抜き性能が感じられ、使っていて楽しかった。ただこのポケモンのパワーを最大限に引き出せるプレイングが無く、またそのために強い構築が出来ているのかもよく分からず消化不良のままシーズンが終わってしまった。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
このカイリューの個体記録が書きたく筆を執ってしまいましたが、次はちゃんとした記事が書けるような結果が出せるように頑張ります。
【S26構築供養】泡沫イベルナット
S26お疲れ様でした。個人的に納得いく構築が組めていたので結果の伴わない自己満記事を書きました。
構築経緯
ザシアンに対して見えづらいメタを張ったイベルタル軸がゼルネアス軸以外の構築に対して満遍なく勝率を確保しやすいと考え、まず禁伝枠をイベルタルとした。そして既存の並びの中で一番使い勝手の良かったイベルウツロナット@3を色々試しながら組んでいった。
イベルタルを後出しする展開を考え、@3の枠には特に初手に投げた際に先発対面を制する(大幅に削りを入れる)ポケモンと安定した対面操作が可能なポケモンを求めた。そこでカイオーガ軸やヒヒダルマ入りに対して初手に置きやすい対面操作枠としてスカーフサンダーを採用。残り2枠は水と地面タイプで色々試した結果、ザシアンサンダー(ラグラージ)に対して出しやすく対面性能のある襷アシレーヌとリリバドサイドンを採用した。
個体紹介
イベルタル@いのちのたま
ダークオーラ おくびょう201-135-115-183-119-166(努力値:0-0-0-252-4-252)
ダイマックスの押しつけが強い禁伝。ダイアーク2発で落とせる範囲を広げたいので特殊型で採用。また、1加速でスカーフ持ちのカイオーガやヒヒダルマを抜きたいので最速個体。後述のアシレとドサイが落とし損ねた相手を縛るためにふいうちを持たせたが、ダイマックス時にラッキー・ハピナスへの打点にもなった。
ナットレイ@たべのこし
ジャイロボール/ボディプレス/やどりぎのたね/てっぺき
てつのトゲ のんき181-114-201-x-137-22(努力値:252-0-252-0-4-0)
特に説明することがないテンプレ鉄壁HBナット。今まで避けてきたが使ったら最強すぎて手放せなくなるスペックがあった。イベルが苦手なバンギやラッキーに対して強いことや、ナットに打点がある相手の特殊アタッカーを裏で処理した後の詰め性能が高いこともあり、おそらく一番選出した。やどりぎが強いのは勿論として、ボディプレスって技も強すぎるので次世代ではバラ撒くのやめた方がいい。
ウツロイド@パワフルハーブ
ビーストブースト おくびょう193-x-69-169-152-170(努力値:68-0-12-172-4-252)
ステルスロック要員。ドサイドンとタイプは被っているが出す構築は異なり割と役割分担できていた印象。鋼タイプがいる構築には出しづらく感じたが、このポケモンでステロを撒いてメテビで削りまで入れられた試合は大体勝っていた。
アシレーヌ@きあいのタスキ
げきりゅう ひかえめ155-x-95-195-136-112(努力値:0-0-4-252-0-252)
初手に投げるか後出しストッパーとして対面処理を行う襷枠。環境的に刺さっており非常に投げやすかった。相手の初手あくび要員やイベルタル意識で出てくるサンダーザシアンに対面で大きく削りを入れられる(H252振りザシアンは激流カノンで乱数4割程度)。また構築単位で重いドラゴンとウーラオスにも強めなのが良かった。
ドサイドン@リリバのみ
じしん/ロックブラスト/れいとうパンチ/つるぎのまい
ハードロック いじっぱり203-211-151-x-83-72(努力値:100-252-4-0-60-92)
ザシアンサンダーにイージーウィンを掴むために採用したポケモン。特性とリリバ込みで+3特化巨獣斬を耐えるほどの硬さがあり、サンダー対面を作って剣舞を押すと無警戒な相手のザシアンを破壊した上でギリギリサンダーの相手をするHPを残せる。イベルナットが通せない構築にはドサイが刺さっていることが多かったので対面イベル軸にはかなり入れ得ポケモンだったと思う。
サンダー@こだわりスカーフ
せいでんき おくびょう165-x-106-177-110-167(努力値:0-0-4-252-0-252)
カイオーガ軸に対して有利をとるためにスカーフで採用。そこそこ安定して対面操作ができる点と相手の1加速イベルタルを抜けている点も強かった。ただ、採用理由であるカイオーガ軸とヒヒダルマ以外にはあまり出せていなかった印象。
あとがたり
竜王戦環境のイベルタルとして個人的に一応納得できる構築にはなったと思うが、強かったかと言われるとわからない。単純にプレイヤーの実力が足りておらず、強い人ならどういう選出&プレイングになるのかな〜と常に思っていた。
第55回葉桜杯で予選抜けをすることができたのは素直に嬉しかった。(※当時はまだアシレーヌがHBゴツメヌオーだった。)
来季のルールは正直なに使えばいいのかわからないですが、たぶんレート2000乗れるまで一生このゲームやってると思うのでこれからもよろしくお願いします。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
【S23最高レート1911最終4桁】霧中の蒼響
最高レート1911 / 最終レート1784(1946位)
使用構築
構築経緯
まず最も受けづらく相手の選出が読みやすくなると感じたザシアンを禁伝枠として決定した。
次に相手のサンダー以外のザシアン対策枠に対する引き先、かつフィールド展開によるサポートの役割を担えるHB怒り挑発カプ・レヒレを採用。
さらに初手に出すスカーフ枠として裏のカプ・レヒレとの相性が良く、択を当てれば1ターンで試合を決められるガラルヒヒダルマを採用し、以上3体を構築の軸(基本選出)とした。
加えてメタモンや黒バドレックス、カイオーガなど多くの相手に対して切り返しとしての役割を果たせ、日食ネクロ軸に対しても強く出られる襷むしのしらせウルガモスを採用。
上記4体では電気・地面の一貫があることと、相手の舞ったウルガモスを止める手段がないことが気になったのでチョッキ霊獣ランドロスを採用した。
残る一枠は当初黒バド対策にHDバトンブラッキーを採用していたが選出できないことが多く、眼鏡黒バドレックスを切る形になる代わりに相手のザシアン軸の対策を厚くできる(個体紹介にて解説)HBゴツメサンダーを採用した。
コンセプト
個体紹介
ザシアン@くちたけん
ふとうのけん いじっぱり181-242-135-x-135-189(努力値:108-236-0-0-0-164)
相手のザシアンに対面で最も有利を取れると考え、素早さラインを上げたほぼ攻撃特化の石火型で採用した。
ザシアン対面以外にも堪えるサンダーの静電気を引いても痺れなければ突破できること、襷マンムー、後出しスカーフランドロスに乱数次第で勝てることなど石火採用が役立つ場面が多く使いやすかった。
間違いなく環境最強のポケモン。
サンダー@ゴツゴツメット
ほうでん/ぼうふう/でんじは/はねやすめ
せいでんき ずぶとい197-x-143-145-110-128(努力値:252-0-196-0-0-60)
構築に最後に入ってきた枠。基本選出であるダルマレヒレザシアンでは相手のザシアン+サンダー+スカーフウーラオスに対し、初手ダルマウーラオス対面でとんぼがえりを押されると即負けなのでその行動抑制を主目的として採用した。ちなみにこちらがレヒレの代わりにサンダーを選出するとウーラオスのエッジが一貫しているので後出しできない。
また黒バド軸相手では初手に黒バドがほぼ確実に来るので眼鏡を切ってこちらのサンダーを合わせて電磁波を打っていた。
この環境でも結局サンダーは強く、頼ってしまう場面が多かった。
カプ・レヒレ@たべのこし
ミストメイカー ずぶとい177-x-176-115-150-113(努力値:252-0-196-0-0-60)
この構築の核。ミストフィールド展開により状態異常から味方を守るだけでなく、受け寄りの構築に対してちょうはつ+しぜんのいかりで有利に立てること、スタンダードな構築相手にもクッション枠の行動を制限できることなど非常に役割が多かった。ザシアンやヒヒダルマの引き先となれる一方、多くのポケモンに隙を見せるので逆にそれを活かしてヒヒダルマへの釣り出しの餌として使っていた。
いつの時代も腐ることがない過労死枠。
ランドロス(霊)@とつげきチョッキ
いかく いじっぱり193-212-113-112-103-114(努力値:228-220-20-0-20-20)
余っている持ち物の中で地震が一貫している構築に対して投げた際に行動回数と火力を両立できるチョッキ型で採用した。あまり選出しなかったがレジエレキやカプ・コケコ、ボルトロスといった電気タイプに唯一後出しできる枠なので外せなかった。
ザシアンレヒレと来たら入れない訳にはいかなかった、完全なレヒレランドクチート懐古枠。
ウルガモス@きあいのタスキ
むしのしらせ おくびょう161-x-85-187-125-167(努力値:4-0-0-252-0-252)
様々な構築に投げて切り返しの役割を果たしてもらう枠。ザシアンをコピーしたメタモンを確定で落とすため、およびH振りサンダーに確定2発を取るため大文字採用。
ヒードランが入っている構築に出せなかったり、大文字を外したりして思ったように活躍させられなかったが、対策していない構築には異様に刺さっていた。
ヒヒダルマ(ガラル)@こだわりスカーフ
つららおとし/じしん/とんぼがえり/フレアドライブ
ごりむちゅう ようき181-192-75-45-75-161(努力値:4-252-0-0-0-252)
択に勝てれば最強のスカーフ枠。初手ザシアン対面では一貫して裏のサンダーに通るつららおとしを押した。ザシアンとの攻めの相性が良く、先述のレヒレと合わせて行動回数を確保し火力を押し付ける動きが"通れば"非常に強かった。また怯みによる最大値が高く、受け破壊性能はピカイチだった。
使用者のIQを著しく下げる最高のポケモン。
選出
半分くらいは初手ダルマ+レヒレザシアン
vsザシアン軸
ダルマザシアン+レヒレ(orサンダー、ウルガ)
ダルマからレヒレに引いた際、居座りが危険なので即ダルマに釣り出し。水枠がトドンかレヒレなら五分以上だが水ウーラオスは厳しい。メタモンがいる場合はレヒレの代わりにウルガ選出。
vs黒バド軸(ドラン入り)
サンダーザシアン@1(レヒレ)
初手サンダーで黒バドに電磁波が入らないと勝てない。
vsオーガメタモンサンダー
ザシアンダルマ+レヒレ(orウルガ)
初手カイオーガ前提でダルマを合わせる。蜻蛉からレヒレ出しで怒りを押して氷柱圏内に押し込むとダルマとメタモンの同速勝負。
vsダイナカグヤヌオー(メタモン)
初手ダルマレヒレ@1(ザシアン、ランド)
カグヤがHDなのでダルマの氷柱が受かっていない。レヒレダルマで崩すのでザシアンはダイナ(挑発の入ったカグヤ)に受け出して適当に切っていい。メタモンがいる場合ランドでも可。
vs日ネク軸
レヒレウルガ@1(ザシアン)
レヒレがネクロの上を取れていないと厳しいが、上から挑発が入るなら五分。
最後に
ずっと目標にしているレート2000にはまるで届いていませんが、一つの区切りとして思い出に残すために記事にしました。要するに自己満足です。最終日は昼に最高レート192x(証拠写真なし)に到達後、レート1900付近で30戦ほど停滞したのち怒涛の連敗を決めて撤退という流れでしたが、通らなければ負ける釣り出しや択を前提としている上に命中不安技を打つしかない構築なので当然の結果だと思います。
このルールでレヒレザシアンを使って最高レートを更新できなければ引退しようと思ってこの3ヶ月取り組みましたが、ギリギリでしがみついてしまったので一生ポケモンやってそうです。これからもよろしくお願いします。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
Special Thanks
じゃれを外さない色違いザシアンをくれた友人