夢幻に溺れて

ポケモンとか

【S23最高レート1911最終4桁】霧中の蒼響

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最高レート1911 / 最終レート1784(1946位)

 

使用構築

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構築経緯

まず最も受けづらく相手の選出が読みやすくなると感じたザシアンを禁伝枠として決定した。

次に相手のサンダー以外のザシアン対策枠に対する引き先、かつフィールド展開によるサポートの役割を担えるHB怒り挑発カプ・レヒレを採用。

さらに初手に出すスカーフ枠として裏のカプ・レヒレとの相性が良く、択を当てれば1ターンで試合を決められるガラルヒヒダルマを採用し、以上3体を構築の軸(基本選出)とした。

加えてメタモンや黒バドレックス、カイオーガなど多くの相手に対して切り返しとしての役割を果たせ、日食ネクロ軸に対しても強く出られる襷むしのしらせウルガモスを採用。

上記4体では電気・地面の一貫があることと、相手の舞ったウルガモスを止める手段がないことが気になったのでチョッキ霊獣ランドロスを採用した。

残る一枠は当初黒バド対策にHDバトンブラッキーを採用していたが選出できないことが多く、眼鏡黒バドレックスを切る形になる代わりに相手のザシアン軸の対策を厚くできる(個体紹介にて解説)HBゴツメサンダーを採用した。

 

コンセプト

 

個体紹介

ザシアン@くちたけん

きょじゅうざん/じゃれつく/インファイト/でんこうせっか

ふとうのけん いじっぱり181-242-135-x-135-189(努力値:108-236-0-0-0-164)

相手のザシアンに対面で最も有利を取れると考え、素早さラインを上げたほぼ攻撃特化の石火型で採用した。
ザシアン対面以外にも堪えるサンダーの静電気を引いても痺れなければ突破できること、襷マンムー、後出しスカーフランドロスに乱数次第で勝てることなど石火採用が役立つ場面が多く使いやすかった。
間違いなく環境最強のポケモン

 

サンダー@ゴツゴツメット

ほうでん/ぼうふう/でんじは/はねやすめ

せいでんき ずぶとい197-x-143-145-110-128(努力値:252-0-196-0-0-60)

構築に最後に入ってきた枠。基本選出であるダルマレヒレザシアンでは相手のザシアン+サンダー+スカーフウーラオスに対し、初手ダルマウーラオス対面でとんぼがえりを押されると即負けなのでその行動抑制を主目的として採用した。ちなみにこちらがレヒレの代わりにサンダーを選出するとウーラオスのエッジが一貫しているので後出しできない。
また黒バド軸相手では初手に黒バドがほぼ確実に来るので眼鏡を切ってこちらのサンダーを合わせて電磁波を打っていた。
この環境でも結局サンダーは強く、頼ってしまう場面が多かった。

 

カプ・レヒレ@たべのこし

なみのり/ムーンフォース/ちょうはつ/しぜんのいかり

ミストメイカー ずぶとい177-x-176-115-150-113(努力値:252-0-196-0-0-60)

この構築の核。ミストフィールド展開により状態異常から味方を守るだけでなく、受け寄りの構築に対してちょうはつ+しぜんのいかりで有利に立てること、スタンダードな構築相手にもクッション枠の行動を制限できることなど非常に役割が多かった。ザシアンやヒヒダルマの引き先となれる一方、多くのポケモンに隙を見せるので逆にそれを活かしてヒヒダルマへの釣り出しの餌として使っていた。
いつの時代も腐ることがない過労死枠。

 

ランドロス(霊)@とつげきチョッキ

じしん/いわなだれ/とんぼがえり/くさむすび

いかく いじっぱり193-212-113-112-103-114(努力値:228-220-20-0-20-20)

余っている持ち物の中で地震が一貫している構築に対して投げた際に行動回数と火力を両立できるチョッキ型で採用した。あまり選出しなかったがレジエレキやカプ・コケコ、ボルトロスといった電気タイプに唯一後出しできる枠なので外せなかった。

ザシアンレヒレと来たら入れない訳にはいかなかった、完全なレヒレランドクチート懐古枠。

 

ウルガモスきあいのタスキ

だいもんじ/むしのさざめき/ギガドレイン/ちょうのまい

むしのしらせ おくびょう161-x-85-187-125-167(努力値:4-0-0-252-0-252)

様々な構築に投げて切り返しの役割を果たしてもらう枠。ザシアンをコピーしたメタモンを確定で落とすため、およびH振りサンダーに確定2発を取るため大文字採用。
ヒードランが入っている構築に出せなかったり、大文字を外したりして思ったように活躍させられなかったが、対策していない構築には異様に刺さっていた。

 

ヒヒダルマ(ガラル)@こだわりスカーフ

つららおとし/じしん/とんぼがえり/フレアドライブ

ごりむちゅう ようき181-192-75-45-75-161(努力値:4-252-0-0-0-252)

択に勝てれば最強のスカーフ枠。初手ザシアン対面では一貫して裏のサンダーに通るつららおとしを押した。ザシアンとの攻めの相性が良く、先述のレヒレと合わせて行動回数を確保し火力を押し付ける動きが"通れば"非常に強かった。また怯みによる最大値が高く、受け破壊性能はピカイチだった。
使用者のIQを著しく下げる最高のポケモン

 

選出

半分くらいは初手ダルマ+レヒレザシアン

 

vsザシアン軸
ダルマザシアン+レヒレ(orサンダー、ウルガ) 
ダルマからレヒレに引いた際、居座りが危険なので即ダルマに釣り出し。水枠がトドンかレヒレなら五分以上だが水ウーラオスは厳しい。メタモンがいる場合はレヒレの代わりにウルガ選出。

 

vs黒バド軸(ドラン入り)
サンダーザシアン@1(レヒレ) 
初手サンダーで黒バドに電磁波が入らないと勝てない。

 

vsオーガメタモンサンダー
ザシアンダルマ+レヒレ(orウルガ
初手カイオーガ前提でダルマを合わせる。蜻蛉からレヒレ出しで怒りを押して氷柱圏内に押し込むとダルマとメタモンの同速勝負。

vsダイナカグヤヌオー(メタモン
初手ダルマレヒレ@1(ザシアン、ランド) 
カグヤがHDなのでダルマの氷柱が受かっていない。レヒレダルマで崩すのでザシアンはダイナ(挑発の入ったカグヤ)に受け出して適当に切っていい。メタモンがいる場合ランドでも可。

 

vs日ネク軸
ヒレウルガ@1(ザシアン)
ヒレがネクロの上を取れていないと厳しいが、上から挑発が入るなら五分。

 

 

最後に

ずっと目標にしているレート2000にはまるで届いていませんが、一つの区切りとして思い出に残すために記事にしました。要するに自己満足です。最終日は昼に最高レート192x(証拠写真なし)に到達後、レート1900付近で30戦ほど停滞したのち怒涛の連敗を決めて撤退という流れでしたが、通らなければ負ける釣り出しや択を前提としている上に命中不安技を打つしかない構築なので当然の結果だと思います。

このルールでレヒレザシアンを使って最高レートを更新できなければ引退しようと思ってこの3ヶ月取り組みましたが、ギリギリでしがみついてしまったので一生ポケモンやってそうです。これからもよろしくお願いします。

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

Special Thanks

じゃれを外さない色違いザシアンをくれた友人